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2012年1月 9日 (月)

旧青函連絡船「八甲田丸」 老朽化進み存続の危機

 東北の経済面での復興が東北観光博という形で実施されようとしている中、東北のシンボルでもある旧青函連絡船が存続の危機を迎えつつある。

 一言で言えば、青森市の財政状況と皆様の寄附の状況で今後が決まりますということ。

 しかし疑問なのは、旧国鉄を引き継いだJRグループがこの件にあまりかんでいないような気がしてならない。

 JRグループでは、さいたま市に鉄道博物館、京都市に梅小路蒸気機関庫、があり列車や蒸気機関車は保存されているが、鉄道連絡線は保存されている場所はない。

 東京湾で民間が保存していた旧青函連絡船羊蹄丸は新居浜市で解体されるという話もある。JRグループは是非この状況を見て企業の社会責任として一肌脱いでもらえないだろうか。


旧青函連絡船「八甲田丸」 老朽化進み存続の危機

青森港に係留される「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」。老朽化に伴い、存廃が議論されている

 青森市の青森港に係留、公開されている「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」を存続するか、廃船とするかをめぐり、市が進める論議が注視されている。就航から50年近くたち、老朽化が進む船体の維持には多大な費用が見込まれる。船を所有する市にとって悩みの種だが、連絡船の歴史的価値が再評価され、市民からは存続を望む声が上がっている。市は本年度内に結論を出す方針だ。
 八甲田丸は記念館として展示が始まった1990年以来、大規模改修が行われていない。船体の腐食が進み、甲板の張り替えや係船用具などの修繕が必要となっている。
 市の試算によると、改修費用は今後20年程度展示を続ける場合で、約6億5000万円の見込み。展示続行に最低限必要な工事は、約2億5000万円掛かる。
 内部を公開せず、係留だけの展示を続ける場合でも約3500万円が必要。廃船の試算はないが、少なくとも数億円が見込まれるという。
 かつて56隻あった連絡船が現存するのは八甲田丸と、北海道函館市の「摩周丸」、東京・お台場の「羊蹄丸」だけ。羊蹄丸は多額の維持・改修費がネックとなり、昨年9月末で展示を終了し、今後解体される予定だ。
 八甲田丸は2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に、昨年7月には日本機械学会の「機械遺産」にそれぞれ認定された。10年12月の東北新幹線全線開業後の有料観覧者は、前年の約2倍に増えた。
 青函連絡船の姿を後世に残そうと、八甲田丸の元機関長葛西鎌司さん(67)=平川市=は昨年12月、「八甲田丸を存続する会」を設立。連絡船の元船長らと、2月までに5万人分の署名集めを目指す。葛西さんは「当時の技術の粋を集めた船が、ほぼ手付かずで残るのは歴史的に貴重。乗船した人たちの思い出の場所でもあり、なんとか残してほしい」と語る。
 存廃の議論は、昨年6月に発足した市の臨海地区の活性化策を探る検討委員会で始まり、11月の会合で「適切な保存を行い、次世代へ引き継ぐ」とする素案をまとめた。負担軽減策として市民ファンドの設立も提言。12月23日~今月22日、パブリックコメント(意見公募)を実施、2月に最終案を取りまとめる。
 市は検討委の結論を待って、最終決断する方針。鹿内博市長は「街の歴史を考えると、保存して観光や教育で活用したいという思いは持っている。財政や施策の優先度を考えて、最終判断する」と話している。


 [八甲田丸] 青森駅と北海道の函館駅間を結ぶ鉄道連絡船として、1964年に就航。青函トンネルの開業に伴い、88年に役目を終えるまでの23年7カ月間で約1200万人を運んだ。90年に船内を活用した観光施設として再出発した。

2012年01月09日月曜日

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